三菱電機HEMS及びSMART V2H施工研修会

2016年06月21日

 こんにちは!MDリフォームの福沢です。

先日、株式会社たけでん主催の研修会に松尾社長と工事部の恋塚部長、内山と出席してきました。

場所は京都府長岡京市にある三菱電機株式会社京都製作所。

「三菱電機では工場を「製作所」と呼びます。」と冒頭の挨拶で始まった研修会。その内容について頂いた資料を基に書いてみたいと思います。

SMART V2Hとは?

「SMART V2H」は、つくった電気を電気自動車(EV)にためる新発想。EVを「走る蓄電池」として活用します。

また世界で初めて、EV・PV・系統(電力会社からの電気)の3つの電気を同時制御。ライフスタイルに合わせた電気の使い方ができます。

コンセプト
EVへの充電機能のみならず、EVにためた電気を家庭内に給電。電気を双方向に最適利用。
・エネルギーの自給自足の生活をサポート

PVでつくった電気を昼間にEVにためて夜間に使用。電気をできるだけ買わない生活を実現。

・電気代の安い時間にためて節約

電気代の安い夜間に電気をEVにためて昼間に使うことで電気代を節約。電気のひっ迫期に買電を抑制することでエネルギーのピークシフトにも貢献。

・停電が起きても安心

EVにためた電気が生活をバックアップ。太陽が照っていればPVからEVへ再充電可能。停電時でも家庭内の通常コンセントでいつもと同じ電化製品が使用可能。

システム構成 (M7/Y7の場合)
「SMART V2H」を中心に広がる新しい発電・給電・蓄電のしくみが、これからの家族の暮らしに必要な安心と快適をお届けします。
メリット

【EV活用】

・蓄電池搭載のEVを活用して家庭内へ電気を供給。

・三菱自動車工業i-MiEV(16kWh)、日産自動車リーフ(30kWh)を走る蓄電池として活用。

(EVに搭載の蓄電池の総電池の総電力量はV2H接続時に実使用可能容量とは異なる)

【出力6kW】

・一般的な蓄電池の出力(2kW)に対し、SMART V2Hは6kW。

・停電時にも多くの電化製品を同時に使用可能(AC200V系にも対応)。

【通常コンセント】

・あらかじめ使用する電化製品を特定することなく、住宅用分電盤を通じて家庭内へ供給。

・停電が起きても通常コンセントで電化製品が使用可能。

【充電器】
・普通充電の約半分の時間でEVへの充電が家庭で可能。
・日産自動車・リーフ(30kWh)なら約5.5時間でフル充電可能。(*普通充電器では約11時間必要。)

三菱の「SMART V2H」はここがちがう!

《通常時》

世界初※1「電力需給制御システム」により、電気自動車(EV)・太陽光発電システム(PV)・系統の電気を混ぜて使用可能

  • 非系統連系型V2Hシステムでは、EVからの給電中に電力会社からの電気を同時使用することができないため、宅内の負荷がEVからの給電量を超えるとEVからの給電は停止し、系統電力に切り替わる際に瞬時停電が発生します。「SMART V2H」では宅内の負荷がEVからの給電量を超えても、瞬時停電なく不足分をPV・系統電力から供給します。
  • 非系統連系型V2HシステムではEV・PVの動作連携ができないため、ダブル発電契約(PVが10kW未満の場合)しか選択することができません。「SMART V2H」の場合、ダブル発電にならない余剰売電タイプY(Y7、Y7W)もご用意しています。

《停電時》

「自立運転時PV連携技術※2」により停電時も安定した給電を実現

  • 非系統連系型V2Hシステムでは停電時もEVからの給電はできますが、PVからEVへの再充電ができないため、EV内の電気を使い切れば停止します。「SMART V2H」なら停電時でもEVからの給電に加え、太陽が照っていればPVからEVへの再充電が可能なので、停電の場合でも安心です。※3
  • 非系統連系型V2Hシステムでは停電時に取り出せるPVの電気は最大約1.5kW※4に制限され、給電もPV用パワーコンディショナの非常用コンセントからに限定されます。「SMART V2H」なら停電時でもPV連携技術によりPVの能力をフルに活用でき家庭内のコンセントから普段に近い電気が取り出せます。※5
  • ※1V2Hシステムにおいて。2014年7月31日発売。当社調べ
  • ※2当社製以外のPVと接続する場合には自立運転時にPVが停止する場合があります。
  • ※3EVの電力が放電下限値を下回っている場合は給電も充電もできません。
  • ※4接続するPV用パワーコンディショナの仕様により異なる場合があります。
  • ※5EVの電力が放電下限値を下回っている場合はPVとの連携はできません。
自動運転モード

エコノミーモード

・PVでつくった電気は売電。

・EVへの充電は夜間の安価な電気を使用。

グリーンモード

・PVでつくった電気は自家消費に優先使用し余ればEVに充電。

・系統からの電気の購入をできるだけ抑制。

(出典:三菱電機㈱HPより)

いかがでしょう?ざっと資料を基に書いてみましたが、お分かり頂けたでしょうか?

簡単に言えば、自動車を蓄電池の代わりにすることで自動車も使える。乗らない時は自宅で作った電気をためることが出来る。

つくる⇒ためる⇒かしこくつかう。HEMSとの連携や、万が一の停電にも備えることができる。熊本で発生した地震でもこのシステムを導入されていた何軒かの家では通常と変わらない生活を送ることができたとの話も・・・。

対応する車種や設置条件など書ききれていない事もまだまだあります。導入を検討されてる方、興味を持たれた方などいらっしゃればお気軽にお問い合わせ下さい。

まずはお気軽にご相談・ご来店ください

0120-97-6686
営業時間 9:00~18:00
定休日 日・祝

メールフォームからのお問合せも受付しております

電気のこと、リフォームのことは、全てマツデンにお任せください
大東市・四条畷市No.1宣言!大阪府下、奈良、京都まで対応させて頂きます

マツデンからのお知らせ

「エコライフニュース 」バックナンバーを見る